最近日本でもグローバル化が広がってきており、第二言語を学ぶ人が増えてきています。
言語学習をしている人は1度は聞いたことがある

言語を学ぶときは日本語を通さず学びたい言語だけで言語を学ぶことが一番いい学習法だ
果たしてこれは本当なのでしょうか?
この記事では『フランス語も英語力も0』でフランスに1年間留学した筆者が、
この真相について解説していきます。
日本語を使わずに言語学習本当に効率がいいの?
筆者の考えは、NOでもあり、YESでもあります。
答えになってないじゃん!と思う方もいらっしゃると思いますが、詳しく言うと、
- 言語学習初心者は必ず日本語を通して勉強すること、
- ある程度の単語、文法の知識がついてきている人は学びたい言語を学びたい言語で勉強すること
が重要だと思います。
早速順番に解説していきます。
言語学習初心者が日本語で言語を学ぶべき理由

言語学習初初心者が日本語を通さずに勉強を進めると、100%詰みます。
理由は3つあるので1つずつ解説していきます。
1.【わからないもの】を分からないまま理解しようとしても一生理解不能
例えばあなたが英語が全然話せないとして、英語ネイティブのYouTube動画を理解することが出来ますか?
『くり返し何回も聞いていたらいつの間にか理解できるようになる!』という人もいるかもしれません。
が、そう簡単にはなりません。
それができるのは第一言語が定まっていない子供だけです。
『毎日聞き流すだけで英語が話せるようになる!』という謳い文句の英語教材も多数存在しますが、
聞き流すだけで言語習得が出来るのであれば、日本人は今頃全員英語ネイティブのはずです。
2.日本語で理解した方が効率がいい
日本人で義務教育を受けている方ならある程度の英単語力があると思うので、
単語単語でなんとなく言っていることを聞き取って、なんとなく理解することが出来ます。
ですが、仮に全くフランス語を知らない人が、フランス語を日本語を通さずに勉強をするとします。
1つの単語をフランス語で覚えようとすると、
↓
Source thermale Une source thermale est une source économiquement exploitée par une station thermale. Généralement l'eau est chaude et naturellement enrichie en minéraux par une activité volcanique1 ou géothermique. De ce fait elle aurait certaines vertus thérapeutiques. Certaines de ces sources thermales sont ainsi reconnues depuis plusieurs siècles (exemples : Spa, Chaudfontaine), voire plusieurs millénaires (exemples : Aquae Tarbellicae, Aquae : Aix la romaine, Chaudes-Aigues, Loutrá Edipsoú). Bien souvent, des personnes y viennent pour suivre une cure thermale. ウィキペディアより
読めますか?
全くフランス語を知らない人がフランス語をフランス語で理解しようとすると、1単語覚えるのにこれだけの説明を理解しないといけません。
しかし、もし日本語を通すと、
Source thermale = 温泉
たったこれだけで済むのです。
どちらが効率がいいかは一目瞭然ですよね。
3.曖昧に覚えても曖昧でしか覚えられない
人間は印象がないものはすぐに忘れてしまう生き物です。だって、あなたは今週食べた夕飯のメニューを全部覚えていますか?昨日食べたものも曖昧だったりしますよね。
でも特別にレストランに行ったりだとか、いつもよりも丁寧に作ったものだと覚えていたりしますよね。
言語学習も同じなんです。
言語学習最初のうちは、日本語が日本人にとってはっきりと認識することのできる言語なので、
曖昧に日本語を使わずに覚えるよりも脳の中で強い印象に残り、単語が覚えやすくなるのです。
言語学習中級者が同言語で言語を学ぶべき理由

言語学習に慣れてきて、単語も文法もある程度理解ができる中級者になったら、日本語の使用量を徐々に減らしながら言語を学習するのがベストです。
それには2つ理由があるのでこれも1つずつ説明していきます。
1.スピーキングの脳内でかかる翻訳時間の短縮
最初のうちは言いたいことを日本語で考えてから話す人が多いと思います。
しかし、これでは脳内での翻訳に時間がかかってしまいます。日本語を使わないで勉強は難しい!と思う方もいるかもしれませんが、例えば誰かに『Thank you』と言われたときに、『ありがとう』とわざわざ翻訳しないですよね。
言語中級者の方ならある程度の単語量や文法なども理解できており、あとはいかに瞬時に自分の話したい事を口にできるかが大事になってくるので、
翻訳時間を最小限に減らすためにも日本語を介さない学習が効率がよいです。
2.日本語には例えられない意味が理解できる
例えば、日本人が必ずと言っていいほど使う『お疲れ様』『いただきます、ごちそうさまでした』
これは日本の特殊な文化なので、他の外国語にこれにイコールで翻訳できる言語は存在していません。
その英語の言葉のニュアンスや肌触りを理解するには英語で説明されたものを読む事が一番早いんです。
英語でいうと、『see』『watch』『look』これらを日本語に訳すと全部『見る』になってしまいますが、使い方は全然違いますよね。
こういった細かい文化背景などを細かく理解できるようになるためにも、言語が中級レベルになってきたら日本語を通さずに言語を覚えるといいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?言語学習は人によってさまざまです。
第二言語を話せる人に話せるようになるコツを聞いたり方法を調べたとしても、自身のレベルによってその学習が非効率なこともあります。
ネットや他人の意見を鵜呑みにはせずに、『自分はどの学習方法が向いているのだろう』と考えてみるといいと思います。
最後まで見ていただきありがとうございます。



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