書類も全部集め終わり、次はいよいよ面接です。
今回はVISA申請の際に必要となってくる、キャンパスフランスでの面接について、私の実体験も含めて詳しくシェアしていきます。
基本的に面接が駄目だったからVISAの審査に落ちるということはないのですが、対策をしておかないと申請が却下される場合もありますので、面接前に予習しておくことが大切になってきます。
予約と身だしなみについて
まず最初に、面接をするには予約が必要です。
必ず、キャンパスフランスの面接を受けてから、大使館に出向くようにしましょう!
身だしなみについては、特にスーツで行かないといけない等の決まりはないので、清潔感のある身だしなみであれば、カジュアルな私服でも問題ありません。

場所について
場所は東京と京都の2か所です。私は大阪に住んでいたため、京都に面接に行きました。
東京も京都もどちらもキャンパスが最寄駅から少し離れているので、
時間に余裕をもっておきましょう!
住所や営業日などはこちらのリンクから確認できます。

面接内容
ここからは東京と京都の会場によってもシステムが少しずつ違うと思うので、
私の京都でのキャンパスフランスでの面接経験を参考にお話しします。
まず、会場に着いたら窓口の方に面接に来た主を伝えましょう。
京都のキャンパスでは特に警備の方も誰も待機していなかったので、
そのまま正面の門から入っていきました。
時間が夕方以降の予約だったためか、受付の人も誰もおらず、
静まり返ったキャンパスに一人で入りました。
あまりに誰もいなくて急に不安になり、校舎の外を二周くらい歩いて人がいないか
確認していると、奥から男のフランス人らしき人が出てきて、受付を済ませてくれました。
おそらくですが、私は大阪から京都に面接に来ていたので、道に迷ったり電車の遅延だったりで遅刻しないようにと20分以上早く会着いてしまったが故に、
受付の人もまさかこんなに早く来ると思ってなかったのだろうな………(反省)
私の前に面接していた人の様子

私の場合、大阪から京都と距離もかなりあり、
念を持ってかなり早く会場に到着してしまったため、私の前に面接している様子を近くで盗み聞くことが出来ました。
私の前に面接をしていた方はどうやらフランスの大学に進学予定の方で、
具体的には『大学に行って何をするのか』
『将来の夢』『今学校で行っていること』など、自分の将来やりたいことが、このフランスの大学に行くことでどうなるのか、どうしたいのか、などを最初は日本語で聞いていたものの、途中からフランス語に代わっていました。
最初は書類確認から
そして私の番です。
担当のお姉さんに呼ばれ、最初に持ってきた書類を全て提出し、漏れがないか入念に確認されます。
書類に間違いがないか面接担当のお姉さんと一緒に確認しながら、お姉さんはパソコンに高速で打ち込み。は、はやい…

この確認中も堅苦しい雰囲気ではなく、『〇〇学校に通われているんですね~』などの軽い会話をしました。しかも担当の方は女性の日本人の方だったので少し安心です。
書類を全て確認し終わったあと、面接が始まりました。
私が受けた面接内容
私の場合は3か月間語学学校に通ったのち、9か月間モデリストの訓練学校に通うプランだったので、質問内容は、
『なぜこの学校を選んだのか』
『今活動していることや、今までしてきたこと』
『フランスに行くことで何がプラスになるのか』
『帰国後にそれをどう活かせるのか』
『具体的に将来どこに就職したいのか(具体的な会社名)』
『なぜ日本でフランス語の勉強せずにフランスで語学学校に通うのか』
『日本で語学学校に通っていたり、フランス語の勉強はしているのか』
などを聞かれました。特にこの面接で合否が決まるなどはないとわかっていましたが、私の話を聞きながら、私が話した内容をパソコンで高速タイピングしているお姉さんを前に、やはり緊張しました。
そして私は一切日本で勉強せずに面接にきたためフランス語で面接することはなかったのですが、特に一度フランスに留学経験のある方、日本でフランス語を少しでも勉強している方、フランスの大学に進学予定の方などはレベルの把握のためにもフランス語で面接することもあるそうです。
ちなみにフランスの語学学校で知り合った日本人の友達は、

フランス語での質問、私はされたけど面接のこととは関係なく、家族のことだったり、趣味だったり、自己紹介とかの基礎的なものだったよ
と言っていました。
語学学校に通う方は基本日本語で面接をしてくれますが、語学学校志望者にもこういった軽い会話などをフランス語でするパターンもあるようです。
絶対に言ってはいけないワード
ここで注意ポイントなのですが、この面接で一番大事なことは、
留学後、日本へ帰国する意思があるということです。
間違えても
『フランスで働きたいから』
『フランスに住みたいから』
『フランス人の彼氏を作りたいから』
等の理由は口が裂けても言わないでください。
どれだけあなたがフランスが大好きで、「フランスに永住したい!」と思っていたとしても、
この面接の時だけは堪えて、嘘でもいいので帰国の意思があることを伝えてください。
それに伴って、帰国後フランス留学を生かして日本で何をしたいかの志望理由も考えておくことも重要です。
面接官は、このあたりの一貫性があるか見極めているようでした。
これらの理由を述べてしまうと、面接に落とされる可能性がぐんと上がるどころか、
ほぼ確実に面接は受からないので、注意してください。
面接も無事終了。緊張はしたものの、面接のお姉さんは優しい人で、おまけ~と言ってキャンパスフランスオリジナルのクリアファイルとペン、あと夏だったのでうちわをくれました。
まとめ

キャンパスフランスの面接はそこまで厳しくはないものの、
やはり事前の準備は大切です。
最後にキャンパスフランスで気を付けておくことをまとめると、
・必要書類は全て揃っているか入念に確認する
・フランスに行く理由で
『フランスで働きたいから』
『フランスに住みたいから』
『フランス人の彼氏を作りたいから』は口が裂けても言わない
・自己紹介だけでもいいのでフランス語で話せるように練習しておく
これらのポイントをしっかり準備しておけば、面接は必ず受かるので、そこまで不安になる必要はありません。
このページを参考にして、あなたが無事キャンパスフランスで自信を持って面接を受けられると幸いです。
それでは、面接頑張ってくださいね!


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